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お問い合わせ先:ヒューストンカイロプラクティックリハビリテーション

Email▷fnchiropractic@gmail.com

TEL▷713-772-4607   FAX▷713-772-6015

Address▷8510 Hillcroft Houston, TX 77096

IMは発達障害の子供や認知障害を抱える方々のリハビリ方法の一つとしてよく使用され、多くの臨床成果が報告されている科学的根拠に基づいたリハビリ方法です。IMの検査では集中力、タイミング、運動能力、小脳機能などを評価することが可能です。IMは脳震盪、ADHD、自閉症、脳性小児麻痺、失読症、失行、学習障害、吃音症、感覚処理障害、パーキンソン病、脳卒中後リハビリ、スポーツパフォーマンスなどのケースにおいてその有効性が臨床報告されています。IMはカイロプラクター、機能神経科医、神経科医、理学療法士、作業療法士、スピーチセラピストなどの間で広く使用されています。

インタアクティブメトロノーム (Interactive Metronome)

​外傷性脳損傷の患者さんのリハビリへの使用例

オフィスアワー: 月•火•水•木 6:00AM~4:00PM / 金  8:00AM~12:00PM (完全予約制:週末診療も可能です)

お問い合わせ・ご予約: fnchiropractic@gmail.com

お電話:713-772-4607

(診察中はスタッフが英語で対応させていただきます。お電話番号をお伝えいただければ折り返しお電話をさせていただきます。)

​無料相談も承ります。お気軽にご連絡ください。

時間をかけて充分な検査・リハビリを行わせていただきたいため、初診には2-3時間のお時間をいただいております。2回目からはリハビリと治療内容・目標などによって時間が異なりますが約30~90分で、個別の要望に応じて、リハビリプランを立てさせていただきます。

トップページ -> 治療・リハビリ方法 -> インタアクティブメトロノーム

検査とリハビリの流れ

1. コンピューターから発せられるメトロノームの音に合わせて、手や足を動かして、タイミングを取ってもらいます。

2. コンピューターがタイミングの正確性をミリ秒単位で記録します。

→年齢ごとにタイミングの正確性の基準値が異なります。患者さんが同年代のグループの基準値内なのかを評価します

→両手・右手・左手・両足・右足・左足・方足立ち・手足交互など、タイミングを取るための体の動かし方を変えて、タイミングの正確性に変化が出るかをチェックします。

3. コンピューターが患者さんの取っているタイミングがどれほどズレているか、ミリ秒のズレをリアルタイムに音または視覚情報としてフィードバックを与えます(早すぎるか遅すぎるか、音・画面を通して知ることができます)。この情報を用いて、自身のズレを修正できるかどうかをチェックします。

4. 患者さんが苦手としている、またはうまく遂行できない動き・左右・手足などをみつけ、聴覚vs視覚のフィードバックを与えた時に、タイミングの正確性がどのように変化しているかを総合的に判断し、問題点を見つけ、リハビリに移行します。

5. うまく使用できていない動きや音によるフィードバックが苦手などをトレーニングします。トレーニングを行うことで、タイミングの正確性が向上すると、脳機能の向上したことがわかります。(他のリハビリと組み合わせます)

→例:ADHDの子供で、左手を使用した際のタイミングの正確性が右よりも著しく低下していました。(誤差→両手:98ms, 右手112ms,左手180ms)また、2分の検査を集中できず、時間が経つごとに正確性が低下していきました。そこで、まず両手でのトレーニングを重ねて、タイミングの正確性を向上させた後、左手のトレーニングを単一な動きから8の字、交差運動などの複雑で多面的な動作としてトレーニングしました。また視覚のフィードバックを利用しました。2週間でタイミングの正確性は大きく改善しました。(誤差→両手:38ms, 右手40ms,左手41ms)。さらに集中時間も徐々に増やしていきました。当初2分の検査を集中できなかったところが、15分の集中力と正確性を維持できるようになりました。並行して、学校のクラスでの集中力も大きく改善していきました。

*IMは各々の患者さんの必要性に応じて使用させていただきます。

エビデンスと臨床報告

fMRIを使用した研究ではIMによって、帯状回(Cingulate gyrus ), 大脳基底核、脳幹と前頭葉との脳のネットワークが活性化されることを観測し、脳内における情報伝達のトレーニングが活発に行われる(The Role of Functional MRI in Defining Auditory-Motor Processing Networks, Neal Alpiner, William Beaumont Hospital, White paper and results to be presented at national PM&R conference 2004)。

ADHDと診断された子供たちは、運動制御・プログラミングする能力が欠けていることがわかり、IMを使用したリハビリによって、子供たちの行動が改善されたことを報告しています。欠けていた運動制御・プログラミングの機能をIMのタイミング・フィードバック、運動プログラミングを活用してトレーニングしてあげたことが、改善につながったものと考えられています。(Leisman, G., & Melillo, R. (2010). Effects of motor sequence training on attentional performance in ADHD children. International Journal on Disability and Human Development, 9(4), 275–282. doi:10.1515/IJDHD.2010.043)

オフィスアワー: 月•火•水•木 6:00AM~4:00PM / 金  8:00AM~12:00PM (完全予約制)

​患者様一人一人に責任持って、充分な検査•リハビリを行わせていただきたいため、完全予約制とさせていただいております。事前のご予約が望ましいですが、急なぎっくり腰•むち打ち•寝違えなどのケースにも対応させていただいております。時間外•週末の診察も行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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